東大とヨコハマ創造都市センター

今日からアンサンブル・ジェネシス2010のリハーサルが始まりました。
今回はストイックなまでにバロックと現代の音楽しかありません。今日は早速新曲の音を確かめました。

新作は、ギリシアから来てくれたタナシス・デリギアニス君の新作「HARPYIA」、小出稚子さんの「5人でまにまに」、新垣隆さんの「倒置法第3番」など力作がそろっています。
謎に包まれた僕の新作もある意味で楽しみです。

今週末は、駒場と横浜でご来場をお待ちしています!

 

11/12(金) 18:45 東京大学 駒場キャンパス 900番教室
第120回オルガン演奏会

11/14(日) 16:00 ヨコハマ創造都市センター (みなとみらい線「馬車道駅」下車すぐ)
アンサンブル・ジェネシスの組曲 《 現代における舞曲 》
http://www.yaf.or.jp/ycc/event/2010/11/post-47.php

 

テレマン:四重奏曲 TWV43 g4
ブクステフーデ:パッサカリア ニ短調 (鈴木優人編曲)
スウェーリンク:大公の舞踏会
パッサメッツォ・モデルノによる即興演奏

タナシス・デリギアニス:HARPYIA ハルピュイア (委嘱新作初演)
小出稚子:「5人でまにまに」 (委嘱新作初演)
新垣隆:「インヴェンション または倒置法第3番」 (委嘱新作初演)
鈴木優人:新曲
ほか

 

*特別企画
11/13(土) 14:00 STスポット横浜(40席限定)
アンサンブル・ジェネシス ワークショップ
http://stspot.jp/schedule/xx.html

舞曲・空間・作曲・楽器・ギリシアの音律などについて、今回来日の作曲家によるシンポジウムとワークショップを40名様限定で開催します。

アンサンブル・ジェネシス トリオ・ヴァージョン 第2回

皆様、大変お久しぶりです

さて昨年9月に引き続き、アンサンブル・ジェネシス トリオ・ヴァージョンの演奏会が3月19日(木)に浦和のカフェ・土瑠茶(ドルチェ)で、21日(金)には福島・二本松コンサートホールで開かれます。
浦和は定員が限定30名と少ないですので、チケットはお早めにどうぞ

リコーダーのアンドレアス・ベーレンくんとチェロの懸田貴嗣さんと一緒に、ピアノとチェンバロを使ってチーマ、セルマ、ヘンデルのソナタから石井真木、ウェーベルン、ベリオまでを演奏します。また僕の新曲もあります。
どうぞお楽しみに

鈴木優人

チケットお申し込み(各会場):埼玉公演 048-861-1755、福島公演 0243-22-2481
Geneis_trio

Ensemble Genesis "Trio version"

(トリオ・ヴァージョン第1回のご案内です。)

9月28日の日曜日に、永福町の素敵な音楽ホールと、下北沢の知る人ぞ知るカフェで、バロックから新曲まで演奏します。

井の頭線をまたいで、昼と夜では異なったプログラムを用意しました。ぜひ続けて足をお運びください。

なんと言っても今回大注目なのは、天才リコーダー奏者 アンドレアス・ベーレンくんです。
ドイツ・オランダでのジェネシスでは既に常連ですが、今回初来日が実現しました。夜のカフェ・ライヴでは彼のアルト・サックスが聴けるかもしれません。

またあらゆる音楽のシーンで八面六臂の活躍を見せるチェロの多井くんが、経験に裏付けられた自由自在な現代作品の演奏を聴かせてくれることも請け合いです。バロックの通奏低音でも見事なアンサンブルを見せてくれることでしょう。
夜公演の「フーガの技法」では、史上初?チェロ一人によるフーガをお楽しみに。

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↑ 余談ですが、チラシの絵を描いてくれたのは、オランダの隣部屋に住む画家、Olivier Cornelissenくんです。曰く、ジェネシスの飛行機は常に未来めがけて飛んでいくそうです。

*****

さて、昼公演(Live A)には、4曲の世界初演があります。

まずはアンサンブル・ジェネシスのレジデント・コンポーザーである新垣隆氏が、アンドレアス君のために書いた「舟歌」。リコーダー独奏が繰り広げる世界はきわめて独特の新垣ワールドです。

木山光くんは、ヨーロッパを中心に活躍する若手作曲家です。演奏中に叫んだり、フォルティッシモへの偏執などの強烈なキャラクターで知られる一方 で、現代作曲界の非常に幅広い知識を持つ彼が、今回のもう一つの目玉 「微分音チェンバロ」を含むトリオのために書いてくれたのが「Kiyamanese 」。彼のエンターテイナー的性格が前面に出た楽しい作品です。

この「微分音チェンバロ」という推定史上初の試みは、チェンバロという楽器の可能性をさらに広げるものです。まだ誰も体験したことのない未知の響きを紹介すべく、僕も新たにチェンバロ・ソロのための新作を書きおろしました。

そして最後にご紹介するのは、各地のコンクールでも活躍し、ガウデアムスでも作品が演奏された芸大作曲科の同級生、藤原典子さんです。
文化庁の派遣による2年間のイギリス北王立音楽院での留学をこの夏で終えた彼女の帰国第1作は、各楽器が微分音程を駆使した技巧的なトリオです。

夜公演ではバッハの不朽の作品「フーガの技法」を取り上げ、チェンバロ独奏はもちろん、様々なメディアの融合とインプロヴィゼーションを通じて、表現の可能性を探ります。

*****

Live A(昼公演)は100席、Live B(夜公演)は50席限定ですので、チケットはぜひお早めにお求めください。なおどちらも専用の駐車場はありません。

*****

Ensemble Genesis "TRIO" Version
アンサンブル・ジェネシス <トリオ・ヴァージョン>

チケットお問い合わせ 新垣隆 Tel/Fax 03-3311-1065, 090-2476-0453

Live A at Sonorium

2008/9/28(日) 13:00 開場 13:30 開演

(イギリス17世紀) "The virgin queen"
P.B.ベッリンツァーニ:ソナタ 作品3−12
A.ノタリ:カンツォーナ・パッサジャータ
G.F.ヘンデル: ソナタ ト短調
鈴木優人:微分音チェンバロのための"Microtonal etude"(世界初演)
藤原典子:リコーダー、チェロ、微分音チェンバロのための新作(世界初演)
木山光:リコーダー、チェロ、微分音チェンバロのための"Kiyamanese" (世界初演)
新垣隆:リコーダー独奏のための「舟歌」(世界初演)

会場 Sonorium(京王井の頭線永福町駅下車徒歩7分) 地図
前売り¥2,500 当日¥3,000

リコーダー:アンドレアス・ベーレン Andreas Böhlen
チェロ:多井智紀
チェンバロ&微分音チェンバロ:鈴木優人

Live B at Mona Records

2008/9/28(日) 19:00 開場 19:30 開演

バッハ:「フーガの技法」(鈴木優人編)と即興演奏

会場 Mona Records (京王井の頭線下北沢駅下車徒歩3分) 地図
チケット ¥3,000 + ドリンク(¥500)

リコーダー:アンドレアス・ベーレン Andreas Böhlen
チェロ:多井智紀
チェンバロ&微分音チェンバロ:鈴木優人
キーボード:新垣隆
映像:田村吾郎&深澤健作

Ensemble GENESIS in Europe II

  • 2007/10/11(THU) 19:30
     at Payton's, Vessem, Netherlands
  • 2007/10/12(FRI) 20:15
     at Het Huis te Poort, Schiedam, Netherlands
  • 2007/10/13(SAT) 19:30
     at Protestantischen Kirche, Kirchheim an der Wein Strasse, Germany

Ensemble GENESIS "Autumn"Tour in Netherlands and Germany

William Byrd Pavane & Galliard Ph. Tregian (Vessem)
Dietrich Buxtehude Praeludium in C BuxWV 137 (Kirchhim)
Antonio Vivaldi(1678-1741) Recorder concerto "Il gardelino" RV 428 op.10 no.3
Antonio Vivaldi Violin concerto "L'autunno" RV293 Op.8 No.3
Johannes Brahms "Schuecke dich, o liebe Seele"(Schiedam)
Darius Milhaud(1892-1974)
- Suzuki(*1981)
"L'automne"
Takashi Niigaki(*1970) "Aki-Yama" ("Herbst-Berg") WP
Georg Muffat(1645?-1704) "Armonico Tributo" Sonata V "Passacaglia"

Recorder Andreas Boehlen
Violin solo Yukie Yamaguchi
Violin Madoca Nakamaru
Violin Mayumi Hirasaki
Viola Sonoko Asabuki
Violoncello Hiroki Kadowaki
Harpsichord & Director Masato Suzuki

第5回コンサート 「過ぎにし春」

2007年9月7日(金)19:00

東京・渋谷:ハクジュホール

チケット:イープラス

お問い合わせ:バッハ・コレギウム・ジャパン 03-3226-5333

プログラム

レスピーギ 『ボッティチェリの三枚折絵』
「春」「東方三博士の礼拝」「ヴィーナスの誕生」
グリーグ 2つの哀しい旋律
「過ぎにし春」「傷ついた心」
マーラー 『大地の歌』より
「春に酔える者の歌」
ヴィヴァルディ 『四季』より「春」
シューマン 『5つの快活な歌』
「海の妖精」「軽騎兵の出発」「若い国民の歌」「春の歌」「春の喜び」
新垣隆 3つのインヴェンション、あるいはインヴァージョン(=倒置法)―アンサンブル・ジェネシスのための―(委嘱新作)
ピアソラ 「ブエノスアイレスの春」

メンバー

ソプラノ 松井 亜希
コンサート・マスター 山口 幸恵
ヴァイオリン 大鹿 由希
川久保 洋子
中丸 まどか
廣海 史帆
ヴァイオリン・ヴィオラ 吉田 篤
ヴィオラ 小橋 かな
チェロ 門脇 大樹
山本 徹
コントラバス 西山 真二
ティンパニ・打楽器 村本 寛太郎
ピアノ・作曲 新垣 隆
ピアノ・チェンバロ・指揮 鈴木 優人

ドイツにて

演奏会後の一こま。

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ドイツ公演記録 Krummhörner Orgelfrühling 2007, Mitwirkende

アンサンブル・ジェネシスは2007年5月1日、北ドイツ、東フリースランド Ost Friesland のクルムホルン・オルガン音楽祭 Krummhörner Orgelfrühling に招待され、北ドイツのバロック音楽とモーゲンス・クリステンセンの「TROPICS」を演奏しました。

クルムホルン・オルガン音楽祭 Krummhörner Orgelfrühling は、オルガニストであるアンドレアス・リービッヒ Andreas Liebig 氏が音楽監督を務め、今年で7回目を迎えます。

巨匠レオンハルトやタリアヴィーニも客演する音楽祭に、ともに招かれたことはアンサンブル・ジェネシスにとって大変光栄なことでした!

エムデン Emden に程近い村ウットゥム Uttum の教会にて、ルネサンス時代のパイプを残す歴史的パイプオルガンとアンサンブル・ジェネシスの合同演奏会には多くのお客様が集まり、ブクステフーデ、ラインケン、トゥンダー、そして実は生誕350年を迎えるエルレバッハの演奏に大きな拍手が送られました。(オルガン演奏はダミアノ・ペレッティ Damiano Peretti氏)

フェスティバルトップページ
http://www.greetsiel.de/index.php3?nav=1&inhalt=124&link_id1=45

内容の案内
http://www.greetsiel.de/index.php3?nav=1&inhalt=338&link_id1=45

演奏会一覧
http://www.greetsiel.de/index.php3?nav=1&inhalt=281&link_id1=45

会場の教会
http://www.reformiert.de/Vorlage.php3?page[0]=Gemeinden/Uttum&page[1]=index&text2=Uttum

「夏」後記

みなさま、ご無沙汰しております。

9月7日のアンサンブル・ジェネシスにはたくさんのお客様にご来場頂きまして、ありがとうございました!!!
「ほぼ」満員御礼申し上げます。

演奏した私たちも、これまで続けてきた成果が少しずつ現れはじめたという実感を得ることができました。
アンサンブル・ジェネシスはまだまだ発展していきます。どうぞ末長いご声援をお願い致します。

練習風景やステージ写真など手に入り次第、掲載していきたいと思います。

舞台裏では、いろいろとありましたが、、、
まあ一番大変だったと思うのは、弦楽器の人が楽器を曲ごとに替えないといけなかったことでしょう!

プログラムには特に書きませんでしたので、気づかなかった人も多いと思いますが、実は曲ごとに楽器を持ち替えていました。
ジェネシスのようなプログラムで、どの時代の音楽も満喫するためには、こうするしかない!という結論なのです。
つまりヴィヴァルディはバロックの楽器で、モーツァルトはクラシックの楽器で、武満徹はモダン楽器で、という風に時代や様式に応じて楽器を持ち替えて演奏していたのです。

このようにすることには演奏者がどちらの楽器にも熟達していることと、持ち替えることへの慣れが必要ですが、さすがはジェネシスのメンバー、見事にやってのけました。
こういう陰ながらの努力によって、バロックやモダンという違いをある意味で超えることができるのではないかと考えています。

鈴木優人

第3回コンサート 「夏」

チラシ表面チラシ裏面 

2006年9月7日(木)19時開演

ハクジュ・ホール

アンサンブル・ジェネシス 「四季」シリーズ 第3回目のコンサート 「夏」 をお送りします!

残暑の厳しい9月のはじめにお聴きいただくのは、「夏」をテーマにした古今の作品のほかに、今年250回目の誕生日を迎えたモーツァルトのセレナータや、没後10年の武満徹が8人の弦楽器奏者のために書いた「ソン・カリグラフィ III」など、アンサンブル・ジェネシスの魅力満載のプログラムです。

2回の演奏会を経てさらに成長したアンサンブル・ジェネシスの奏でる、茹だるようなヴィヴァルディ、猛烈なピアソラをお楽しみください!

チケットのお問い合わせは バッハ・コレギウム・ジャパン 03-3226-5333 または インターネットで買える イープラス e+ までどうぞ!

プログラム

A. ヴィヴァルディ 「四季」より「夏」
   ヴァイオリン・ソロ 山口幸恵
W. A. モーツァルト セレナータ・ノットゥルナ
   ヴァイオリン・ソロ 山口幸恵、中丸まどか
   ヴィオラ・ソロ 朝吹園子
   コントラバス・ソロ 西山真二
   ティンパニ・ソロ 村本寛太郎
F. メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」序曲 (ジェネシス版)
H. ベルリオーズ 「夏の夜」
   ソプラノ・ソロ 松井亜希
A. ピアソラ 「ブエノスアイレスの夏」
   ヴァイオリン・ソロ 吉田篤
武満徹 「ソン・カリグラフィ III」
新垣隆 委嘱新曲
メンバー
ソプラノ 松井 亜希
コンサート・マスター 山口 幸恵
ヴァイオリン 大鹿 由希
中丸 まどか
川久保 洋子
廣海 史帆
吉田 篤
ヴィオラ 朝吹 園子
小橋 かな
チェロ 懸田 貴嗣
山本 徹
コントラバス 西山 真二
ティンパニ・打楽器 村本 寛太郎
ピアノ・作曲 新垣 隆
ピアノ・チェンバロ・指揮 鈴木 優人

サラサーテ2006春号に批評が掲載されました!!

アンサンブル・ジェネシス、昨年9月の「秋」公演、12月の「冬」公演について、季刊弦楽器誌「サラサーテ」2006年春号に批評が掲載されました!

 

◆バロックvsモダンを超え響きを追求する若きアンサンブル誕生!Ensamble Genesis◆

2005年9月。ほぼ満席の白寿ホールに初お目見えしたのは《Ensamble Genesis》である。

メンバーの多くがバッハ・コレギウム・ジャパンで活躍しており、その主宰・鈴木雅明を父に持つ鈴木優人を中心に集まった若手奏者たちだ。鈴木がピアノ/チェンバロ/作・編曲
を受け持ち、コンサートマスターの山口幸恵、チェロの遠藤真理など、高い技量を持った面々が音楽を奏でる。

全員がバロック楽器を学び、モダン楽器と持ちかえで演奏する。曲ごとに最もふさわしい響きを求め、バロックから邦人の新曲まで、イタリアからスペイン、フランスや日本、国境を越えて時代を超えて行き来する自由なマインドと確かな技量を持つアンサンブルであ
る。

冒頭のヴィヴァルディ《四季》より「秋」には驚かされた。聴きなれた曲がまったく異なった新鮮さで迫ってくる。幸福な時間。ピアノ・ソロでのチャイコフスキーやソプラノ入りの弦楽曲。ソロを歌った松井亜希は大学生だそうだが、秀逸な歌い手である。楽曲により、楽器だけではなく奏法ももちろんまったく変えてしまう。それをごく自然に理解し、奏でているという雰囲気で、プログラムの、そういった学問的アプローチよりも音楽そのものを楽しんでいられる作り。それが客席へ伝わっていく。

次いで12月にも「冬-Ensamble Genesis」と題した第2回コンサートが行なわれ、好評を博した。春夏秋冬とシリーズ化されるそうで、また季節の楽しみが一つ増えた。(藤原あや乃)

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